ビルの省エネ「見える化」 4月から新たな表示制度
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2014.03.24
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住宅性能評価・表示協会は、新たな省エネルギー基準に準じたラベリング制度「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」を創設する。国土交通省が昨年10月に公表したガイドラインに基づき、建築物の省エネ性能を5段階(星5つ)で評価する。4月25日から運用を始める。
対象となるのは、オフィスビルなどの非住宅建築物(新築・既存)。非住宅建築物の総合評価制度としては「建築環境総合性能評価システム(CASBEE)」があるが、省エネ性能に特化した表示制度はなかった。来年4月から本格施行する新たな省エネ基準の開始に先立ち、制度を立ち上げた。
BELSでは、協会に届出を行った第三者機関(指定確認検査機関など)が、設計時の省エネ性を評価する。制度を活用することで、環境意識が高いテナントを呼び込みやすくなるメリットが期待できる。
国交省の新たな省エネ基準は、設備の性能を含めた「一次エネルギー消費量」で省エネ性を判断する。
対象となるのは、オフィスビルなどの非住宅建築物(新築・既存)。非住宅建築物の総合評価制度としては「建築環境総合性能評価システム(CASBEE)」があるが、省エネ性能に特化した表示制度はなかった。来年4月から本格施行する新たな省エネ基準の開始に先立ち、制度を立ち上げた。
BELSでは、協会に届出を行った第三者機関(指定確認検査機関など)が、設計時の省エネ性を評価する。制度を活用することで、環境意識が高いテナントを呼び込みやすくなるメリットが期待できる。
国交省の新たな省エネ基準は、設備の性能を含めた「一次エネルギー消費量」で省エネ性を判断する。