国交省、マンションの大規模修繕での設計コンサル利用で注意喚起
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2017.02.09
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国土交通省は、大規模修繕工事の発注で設計コンサルタントを活用する際の注意を促す通知を、マンション管理業界4団体(マンション管理センター、マンション管理業協会、日本マンション管理士会連合会、全国マンション管理組合連合会)に出した。
大規模修繕工事で、設計と施工を分離して施工業者を競争見積方式などで決定する設計監理方式を採用した際に、利益相反行為を行う設計コンサルタントが存在することから注意を喚起した。
設計会社がバックマージンを支払う施工会社が受注するように工作したり、コンサルタント業務を依頼した設計会社が、施工会社の社員をコンサルタントと偽って送り込み、同社員の施工会社が選定を受けるようにするなどの事例があった。
国交省は、公正な施工会社を選定するための取り組み事例を示すとともに、建築士などのアドバイスを受けられる住宅リフォーム・紛争処理支援センターとマンション管理センターの相談窓口の活用を促すことを業界団体に求めた。
大規模修繕工事で、設計と施工を分離して施工業者を競争見積方式などで決定する設計監理方式を採用した際に、利益相反行為を行う設計コンサルタントが存在することから注意を喚起した。
設計会社がバックマージンを支払う施工会社が受注するように工作したり、コンサルタント業務を依頼した設計会社が、施工会社の社員をコンサルタントと偽って送り込み、同社員の施工会社が選定を受けるようにするなどの事例があった。
国交省は、公正な施工会社を選定するための取り組み事例を示すとともに、建築士などのアドバイスを受けられる住宅リフォーム・紛争処理支援センターとマンション管理センターの相談窓口の活用を促すことを業界団体に求めた。