お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

シースタイル調査/「理想の終の棲家」は老人施設、70代以上の3割が回答

  • 2018.05.23
  • お気に入り
不動産関連の比較査定サイトを運営するシースタイル(東京都中央区、川合大無社長)は、6月5日の老後の日(神戸市老人福祉施設連盟制定)に合わせて「終の棲家」に関する調査を実施した。同サイトを利用した50歳以上の男女300人を対象に調べたところ、「終の棲家を考えていない」70代が4割を超えていることがわかった。70代以上の約3割が「理想の終の棲家は老人ホーム」だとした。

理想の終の棲家について、アンケートで最も多かった回答は「現在の家」(37.6%)だった。「賃貸アパート・マンション」(9.0%)、「中古分譲マンション」(7.7%)、「サービス付き高齢者向け住宅」(7.0%)が続いた。

ただ、50代では、1%台だった有料老人ホームや特別養護老人ホームは、70代になると、「有料老人ホーム」は17.7%、特別養護老人ホームが11.8%と大幅に増加し、約3割が老人施設を理想としている結果が出た。新築建売住宅は、すべての年代でゼロ%だった。アンケート全体の62.4%が住み替えや買い替えを希望している。

「老後に暮らしたい場所」の質問には、現在の家(45.3%)が最も多く70代以上では55.9%となって、「理想の終の棲家」との回答で現在の家(38.2%)とした回答と開きがある。このことから理想の終の棲家と老後に暮らしたい場所はイコールではないと考えている人がいることもわかった。

「現在より生活利便性の高い都心」(10.7%)、「現在より生活利便性の高い地方都市」(8.3%)、「実家」(7.3%)、「現在より田舎」(6.0%)など郊外や田舎よりも生活利便性の高い場所での暮らしを考えている傾向が出ている。
TOP