ハトマーク支援機構×日本長期住宅メンテナンス／戸建てシロアリ工事・保証提供

ハトマーク支援機構（東京都千代田区、和氣猛仁理事長）は12月20日、会員支援サービスとして住宅履歴付きで「戸建てシロアリ工事・保証あんしんアフターパック」の提供を開始した。住宅履歴と防除工事の組み合わせは業界で初めて。

日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合（大阪府高槻市、片山淳一郎組合長）との提携より実現した。同支援機構にとって31社目の提携となる。瑕疵保険で床下が免責事項となっている中で、和氣理事長は、「会員各社の要望に対応した。これまでにないサービスと評価は高い」と話す。

サービス内容は、シロアリによる建物損傷を500万円まで修復費用を負担し、無償でシロアリ駆除工事を実施する。保証には三井住友海上のシロアリ賠償責任保険を付保する。保証期間は5年間。顧客の提供価格は１平方㍍当たり2300円で、例えば１階の床面積が50平方㍍の顧客価格は11万5000円（税別）となる。宅建事業者が他社に紹介する場合は日本長期住宅メンテナンスが手数料を支払う。

アフターサービスも強化する。シロアリ工事後の3年目（駆除の場合2年目）と5年目に買い主の依頼に基づいてア建物劣化の点検員が訪問し、シロアリや漏水・雨漏れによる劣化や害虫発生の有無をチェックする。

住宅履歴は、履歴作成を手伝う「家歴書ネット」としてサービス提供する。クラウド型のシステムを使い中古住宅の履歴を積み上げていく。