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健美家調べ/札幌市「東西線沿線駅別利回り」、価格・利回りに投資妙味。東京マネー北に向かう

  • 2018.02.19
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収益物件サイト運営の健美家(東京都港区、倉内敬一社長)はこのほど、同サイトに登録された新規物件を集計し、札幌市の「東西線沿線駅別 一棟マンション投資利回りの平均」の結果を利回りの高い順番にランキング化した。

1位は、「西11丁目駅」の8.86%、2位が「白石駅」(8.71%)、3位が「西18丁目駅」(8.69%)となった。7位まで利回り8%を確保している。

地下鉄東西線は、東の「新さっぽろ駅」から西の「西の宮駅」までの約20㌔に19駅がある。オフィス街から繁華街、住宅街まで網羅して利便性が高い沿線であり、南北線と並んで賃貸需要が高く、SUUMOの「札幌住みたい駅ランキング2017」で10以内に6駅がランクイン。同社では首都圏ほど低利回り・高価格ではない点が魅力だとしている。

例えば、東京23区の一棟マンションは平均価格が2億円台、利回り5%前後なのに対し、東西線沿線は1億円台、利回り7~8%の範囲でほぼ網羅され、唯一の6%台が「ひばりが丘駅」(6.88%)となっている。

利回りは、相対的に築年数に比例している。1位の「西11丁目駅」と3位の「西18丁目駅」、4位の「琴似駅」は、市中心部に近く東西線の中でも需要の高いエリアとされるものの、築古物件が多く登録されていることが利回りを押し上げている。逆に前年比で利回りが低下した駅は、築浅物件の増えた影響を受けている。

ちなみに同社の昨年10月の投資家アンケートでは、「購入したい物件の地域」は、北海道が31.3%と最も多い。従来集中していた東京23区とは違うトレンドを出している。
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