楽天LIFULL STAY×クラウドリアルティ／クラウドファンディングで物件取得・リノベ資金を調達

楽天LIFULL STAY（東京都千代田区、太田宗克社長）は2月21日、不動産クラウドファンディングのプラットフォーム運営を手掛けるクラウドリアルティ（東京都千代田区、鬼頭武嗣社長）と宿泊施設の開発・供給に関する業務提携に合意した。

主に楽天LIFULL STAYが提供する民泊・簡易宿所向けのブランディングと運用代行サービス「Rakuten STAY」の宿泊施設開発が目的。クラウドリアルティが、自社で提供するP2P型の不動産クラウドファンディングサービスを活用し、物件の取得やリノベーションにかかる資金を調達する。楽天LIFULL STAYは、物件の選定、設計・施工会社へのデザイン監修、施設の運用代行を担当。物件は全国を対象とする。取得した各物件のタイプに応じて「Rakuten STAY」のサブブランドを冠した宿泊施設として展開する。

また、クラウドリアルティは提携に基づいて京都市内の町家を対象とした京町家再生プロジェクトへの出資の募集を３月中に開始し、連携初弾プロジェクトとする。クラウドファンディングの活用により、資金調達の選択肢が少なかった空き家や遊休不動産への少額投資を可能にする。