大東建託/多世代交流型の試行商品、神戸市に「シニア×子育て世帯」3棟20戸
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2018.04.03
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大東建託は3月31日、多世代コミュニティ賃貸住宅「en terrace(エンテラス)」の試行1号棟が神戸市西区で完成した。少子高齢社化による需要構造の変化に対応する試みでアクティブシニアや子育て世帯を軸にしたコミュニティ形成を目指す。
間取りは1K+Sから1LDK、2LKD、3LDKの4つを用意し、入居者の属性に応じた募集を行いオーナーと入居者が積極的に住環境づくりに関わる「和守制度」などを取り入れて自発交流などの醸成を検証する。
和守制度は、江戸時代の長屋の管理や町人の世話役を担う「家守(やもり)」を参考にした同社の造語。1階に入居するアクティブシニア層を対象に1カ月単位で順番に和守を担ってもらう予定だ。
今回の第1弾は木造2×4工法で3棟20戸を建てた。1階のアクティブシニア向け住戸はIHクッキングヒーターや手すりを備え、オープンキッチンの天井にポールを設置。2階の子育て世帯の住戸は、玄関にベビーカーが置けるゆとりあるスペースとし、浴室は親子が一緒に入浴できる一坪サイズを採用。子どもの動きを見守りながら台所仕事ができる対面キチンを取り入れた。
共有スペースには、みんなで食事ができるガーデンテーブルやシンボルツリーを配置したり、ベンチも敷地内に10カ所設置した。菜園スペースも全住戸分を用意した。1階住戸にはウェルカムテラスを備えた。
今回は、オーナーや入居者にモニター協力をしてもらいエントランスのハード・ソフトの両面にわたって検証・評価してもらう。例えば、コミュニティアイテムの利用率や利用形態、住まいの満足度、仕組みや運用方法、多世代交流の新たな付加価値など。将来的には、一般の賃貸住宅商品にもエンテラスの仕組みを標準化したい考え。
間取りは1K+Sから1LDK、2LKD、3LDKの4つを用意し、入居者の属性に応じた募集を行いオーナーと入居者が積極的に住環境づくりに関わる「和守制度」などを取り入れて自発交流などの醸成を検証する。
和守制度は、江戸時代の長屋の管理や町人の世話役を担う「家守(やもり)」を参考にした同社の造語。1階に入居するアクティブシニア層を対象に1カ月単位で順番に和守を担ってもらう予定だ。
今回の第1弾は木造2×4工法で3棟20戸を建てた。1階のアクティブシニア向け住戸はIHクッキングヒーターや手すりを備え、オープンキッチンの天井にポールを設置。2階の子育て世帯の住戸は、玄関にベビーカーが置けるゆとりあるスペースとし、浴室は親子が一緒に入浴できる一坪サイズを採用。子どもの動きを見守りながら台所仕事ができる対面キチンを取り入れた。
共有スペースには、みんなで食事ができるガーデンテーブルやシンボルツリーを配置したり、ベンチも敷地内に10カ所設置した。菜園スペースも全住戸分を用意した。1階住戸にはウェルカムテラスを備えた。
今回は、オーナーや入居者にモニター協力をしてもらいエントランスのハード・ソフトの両面にわたって検証・評価してもらう。例えば、コミュニティアイテムの利用率や利用形態、住まいの満足度、仕組みや運用方法、多世代交流の新たな付加価値など。将来的には、一般の賃貸住宅商品にもエンテラスの仕組みを標準化したい考え。