全日／神奈川県本部が台湾新北の不動産流通団体と友好交流合意覚書に調印

全日本不動産協会（原嶋和利理事長）は3月26日、台湾の不動産流通団体である中華民國不動產仲介經紀商業同業公會全國聯合會（全聯會）の林正雄（リン・チェンション）理事長を団長とする代表団 23人の表敬訪問を受けるとともに、全日神奈川県本部と新北市不動產仲介經紀商業同業公會が友好交流に関する合意覚書調印式を行った。４月４日発表した。今回の調印で全日神奈川県本部が5番目の友好覚書締結地方本部となった。

全日と全聯會の両協会は1994年開催の日韓不動産会議富山県大会に代表団が参加したことに始まり、2002年に全日東京都本部と台北市不動産仲介經紀商業同業公會が友好覚書を締結したのを機に地方組織間の提携・交流へと発展した。

今後は、友好関係をさらに発展・強化するとともに、全日会員を対象に台北・台中方面不動産視察・研修ツアーを企画したり、段階的に両協会会員が実務交流できる基盤整備を支援することでビジネスチャネルの拡大につなげる。

また、台湾との実務交流をパイロット事業として、将来的には他の海外不動産団体とも同様のビジネス交流を広げていきたい考え。