東京カンテイ/中古戸建て価格、京都市44.4%アップの6000万円台乗せ
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2018.04.05
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東京カンテイは4月5日、中古戸建住宅の3月の価格動向をまとめたところ、京都の価格が急上昇していることがわかった。京都府は、4232万円で前の月と比べて30.1%上昇と大きく反転上昇した。京都府は2014年4月以降の調査で初めて4000万円台に乗った。主要都市別で見ても、京都市は、前月比44.4%上昇し6130万円と6000万円台に乗せた。
この上昇の背景について、上席主任研究員の井出武氏は、「戸建て特有の値動き。急上昇しても翌月には元に戻ったりする。民泊や観光客向けの貸家が求められているとの見方もあるが断続的に上昇しているわけではない。マンションと違いある程度トレンドが見て取れるような数字データになっていないので正直上昇の理由がつかめない」と話す。
首都圏の平均価格は前月比1.6%低下の3355万円と2カ月続けて下落した。都県別で見ると、東京都は5512万円(同5.8%上昇)と5カ月ぶりに上昇に転じた。神奈川県は3566万円(同0.9%低下)と2カ月連続の下落。千葉県も2143万円(同9.3%低下)と3カ月ぶりに下落に転じた。埼玉県は2485万円(同2.9%上昇)で4ヵ月連続上昇となった。
主要都市別では、東京23区は8488万円(前月比5.7%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇した。都下も3897万円(同1.1%上昇)で連続上昇となった。
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比3.4%上昇して2547万円と反転した。大阪府は2700万円(同2.7%低下)と4カ月ぶりに下落した。大阪市は3810万円(同2.0%上昇)、堺市も2583万円(同2.1%上昇)、神戸市が2590万円(同0.5%上昇)といずれも上がっている。
この上昇の背景について、上席主任研究員の井出武氏は、「戸建て特有の値動き。急上昇しても翌月には元に戻ったりする。民泊や観光客向けの貸家が求められているとの見方もあるが断続的に上昇しているわけではない。マンションと違いある程度トレンドが見て取れるような数字データになっていないので正直上昇の理由がつかめない」と話す。
首都圏の平均価格は前月比1.6%低下の3355万円と2カ月続けて下落した。都県別で見ると、東京都は5512万円(同5.8%上昇)と5カ月ぶりに上昇に転じた。神奈川県は3566万円(同0.9%低下)と2カ月連続の下落。千葉県も2143万円(同9.3%低下)と3カ月ぶりに下落に転じた。埼玉県は2485万円(同2.9%上昇)で4ヵ月連続上昇となった。
主要都市別では、東京23区は8488万円(前月比5.7%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇した。都下も3897万円(同1.1%上昇)で連続上昇となった。
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比3.4%上昇して2547万円と反転した。大阪府は2700万円(同2.7%低下)と4カ月ぶりに下落した。大阪市は3810万円(同2.0%上昇)、堺市も2583万円(同2.1%上昇)、神戸市が2590万円(同0.5%上昇)といずれも上がっている。