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シースタイル調査/関西版「売りたい街ランキング」1位は堺市中区の深井駅

  • 2018.04.10
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不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するシースタイル(東京都中央区、川合大無社長)は4月10日、同サイトに不動産売却の査定依頼があった不動産の住所をもとに、最も売却査定依頼の件数が多い地域を駅別に調べて「売りたい街ランキング」として集計したところ、1位は、堺市中区の泉北高速鉄道線「深井」駅だった。この数年世帯数が増えて供給戸数が多くなっているなどを要因とした。

2位は京阪本線の「寝屋川市」駅。高度経済成長期に団地群の建設や住宅地の造成が進んだことで古い住宅が多く、寝屋川市駅東地区は都市再生緊急整備地域に政令指定されるなど再開が進んでいる。大阪市のベッドタウンでもある。

3位はJR琵琶湖線ほかの「草津」駅。京都駅まで25分のアクセスの良さと、京都に比べて物価も安価である点からファミリー層の居住が目立つほか、滋賀県が関西圏で唯一人口が増えている都道府県。県内で最も人口増加率が高いのが草津市でマンション開発も相次いでいる。

4位以下トップ10にランクインしたのは、「天神橋筋六丁目」(地下鉄谷町線ほか)、「西大路」(JR京都線)、「和泉中央」(泉北高速鉄道線)、「江坂」(地下鉄御堂筋線ほか)、「高槻」(JR京都線)、「大和田」(京阪本線)、「春日野道」(阪急神戸本線)の順番でランクインした。売りたい街の上位駅は、いずれも交通利便性(鉄道・道路)を好感して人気の居住エリアとして「住みたい」「売りたい」の売買需要が活発なのが特徴となっている。
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