トヨタホーム/木質住宅に「MOKUA」ブランドで本格参入
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2018.05.09
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トヨタホームは、分譲向けの木質住宅に本格参入する。「MOKUA(モクア)」のブランドで展開する。神奈川・足柄で5月中に竣工する開成町のプロジェクト(総11区画)を7月から販売する。今年度は、東京・神奈川・愛知などで展開し、50棟の供給を見込んでおり、19年度には150棟を目標とする。首都圏と中部圏にとどまらず、近畿圏や中国地方なども視野に入れる。すでに岡山県で土地を手配済みで地盤とする愛知でも名古屋市内に手掛かり中の案件を6棟抱えているという。
主力の鉄骨住宅(ユニット)で追い切れない消費者の確保によりターゲットの裾野を広げるのが狙い。坪単価50万円、建物価格は1600万~1800万円ほどのレンジを想定。現行のユニット価格により2~3割安く展開する。子会社のミサワホームの部材も検討して相乗効果を得たい考え。今後、ミサワの木造住宅との整合性が課題とした。
木質参入について、常務取締役の植村健吾氏は、「普及型のユニットと高級型に頼りすぎた。前々から議論になっていた中での本格参入だ。消費者の裾野を広げる。ただ、木質が主力のユニットに取って代わることはない。ユニットで売れる場所に木質は投入しない」と話す。MOKUAの特徴として、自社方式によりパネルの採用と30年の長期保証、耐震・耐風・断熱といった基本性能の高さを訴えながら消費者に訴求する。
足柄・開成町のプロジェクトは、1戸当たり162~167㎡の敷地に延べ104~109㎡となる。販売価格は4000万円台前半を予定。
都内では、練馬区南大泉で狭小地プランを展開しており、1戸あたり100~110㎡の敷地に延べ98~99㎡を11区画供給。今後正式に販売を始めるタイミングにありながら、すでに最高額の7000万円台弱が売れた。都内は地価が高いため、価格帯としてはユニット住宅と変わらない水準になっている。
主力の鉄骨住宅(ユニット)で追い切れない消費者の確保によりターゲットの裾野を広げるのが狙い。坪単価50万円、建物価格は1600万~1800万円ほどのレンジを想定。現行のユニット価格により2~3割安く展開する。子会社のミサワホームの部材も検討して相乗効果を得たい考え。今後、ミサワの木造住宅との整合性が課題とした。
木質参入について、常務取締役の植村健吾氏は、「普及型のユニットと高級型に頼りすぎた。前々から議論になっていた中での本格参入だ。消費者の裾野を広げる。ただ、木質が主力のユニットに取って代わることはない。ユニットで売れる場所に木質は投入しない」と話す。MOKUAの特徴として、自社方式によりパネルの採用と30年の長期保証、耐震・耐風・断熱といった基本性能の高さを訴えながら消費者に訴求する。
足柄・開成町のプロジェクトは、1戸当たり162~167㎡の敷地に延べ104~109㎡となる。販売価格は4000万円台前半を予定。
都内では、練馬区南大泉で狭小地プランを展開しており、1戸あたり100~110㎡の敷地に延べ98~99㎡を11区画供給。今後正式に販売を始めるタイミングにありながら、すでに最高額の7000万円台弱が売れた。都内は地価が高いため、価格帯としてはユニット住宅と変わらない水準になっている。