ハウスコム／部屋探し英語圏向け始動。仕事・学校紹介の支援も

賃貸仲介大手のハウスコムは５月28日、来日する前に外国人が海外から部屋探しできる「グローバル・サポート・プラン」を英語圏に向けて本格スタートした。2016年9月に中国語圏を中心に展開していたが、英語圏にもアプローチする。

同サービスは日本語が通じない外国人に対して住居探しのサポートをする。外国人が選べる物件は限られ、敷金・礼金の仕組みも複雑。慣れない商習慣に対応する。

入居後や退去時の言語サポートを提供する。利用方法としては、例えば外国人が自国から「◯◯月に日本に行く」ことを要望と一緒にメールなどで伝えて写真付きの物件資料などを送ってもらい、気に入った物件があれば契約の手続きに入る。水道・電気・インターネットの手続きも事前に終えて来日後はサインだけで住居できる仕組み。来日後に対面相談で部屋を探すことも可能だ。同社では、住居サポートと合わせて仕事や語学学校の紹介も行っている。