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レオパレス21/アパート施工不良が発覚、来年6月までに全3万7853棟を調査

  • 2018.05.30
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レオパレス21は5月29日、2009年までの13年間に施工したアパートに建築基準法違反の疑いがあると発表した。4月27日に付けで公表し、全棟を調べたところ、同社施工物件での施工不良が発見された。

施工不良は、鉄骨ブレース工法と木造軸組み工法の物件で防火や防音効果を備えた住戸を隔てる壁がない、もしくは施工が不十分なことがわかった。19年6月までに同社が手掛けた全3万7853棟の調査を完了し、同年10月までに必要な補修工事を完了する予定。

同社では、主な原因として図面と施工マニュアルの整合性の不備を挙げている。施工業者に渡している図面と施工マニュアルの整合性に不備があったことを確認したという。加えて、社内検査体制も不十分だったとして原因究明と再発防止策を講じる。

調査・補修工事を開始する際は、事前にオーナーと入居者にスケジュールを案内する。入居者には、物件掲示板・ポスティング投函による告知を行い、オーナーには同社担当者から個別に連絡する。コールセンターに相談窓口として専用ダイヤルも開設する。
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