アットホーム調べ/首都圏中古マンション、東京23区価格上昇に消費者追いつけず
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2018.10.31
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アットホームは10月30日、首都圏の中古マンションの登録価格と成約価格をまとめた。9月の登録価格は1戸あたりの平均が2619万円と前月比6.8%下落して再びマイナスとなった。前年の同じ時期と比べても2.4%下落した。成約価格は1戸あたり2661 万円(前月比0.4%上昇)となりプラスに転じた。
東京23区が都心・城南エリアの一部の成約増、価格上昇などで上昇した。一方、神奈川県は同3カ月ぶりに下落した。東京23 区では、消費者が価格上昇についていけず、登録価格比のマイナスが続いて需給のズレも目立った。
また、首都圏平均の前年同月比は7.5%下落し5カ月連続のマイナスとなり、登録価格比は半年ぶりにプラスに転じた。
下落した神奈川県は、横浜市・県下で高額物件の成約が減少し、4000万円以上の物件割合が低下した。価格が上昇した東京23区は4000万円以上の割合が低下したものの、3000 万円台の割合が11.6ポイントと2桁上昇し、3000万円台では都区部の平均を上回る価格の物件割合がリーズナブルな物件の多いエリアで上昇した。
東京23区が都心・城南エリアの一部の成約増、価格上昇などで上昇した。一方、神奈川県は同3カ月ぶりに下落した。東京23 区では、消費者が価格上昇についていけず、登録価格比のマイナスが続いて需給のズレも目立った。
また、首都圏平均の前年同月比は7.5%下落し5カ月連続のマイナスとなり、登録価格比は半年ぶりにプラスに転じた。
下落した神奈川県は、横浜市・県下で高額物件の成約が減少し、4000万円以上の物件割合が低下した。価格が上昇した東京23区は4000万円以上の割合が低下したものの、3000 万円台の割合が11.6ポイントと2桁上昇し、3000万円台では都区部の平均を上回る価格の物件割合がリーズナブルな物件の多いエリアで上昇した。