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不動産情報サイト事業者連絡協議会/不動産情報サイト利用者意識、「営業しつこい」など不満

  • 2019.10.28
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不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC、東京都千代田区)は、同協議会ホームページと加盟不動産情報サイト上で一般消費者向けに実施した「不動産情報サイト利用者意識アンケート」の結果を発表した。

物件契約に至ったユーザーの行動・特徴を中心にまとめたところ、問い合わせから契約までに要した時間を見ると、売買で「3カ月以上の合計」(48.5%)が半数ほどを占め、ここ3年間で4倍近くに増加し、長期化の傾向となっている。一方、賃貸では、「1カ月未満の合計」(57.4%)が6割近くを占めて「1カ月以上の合計」が42.6%となり、16年時点で1カ月未満が79.6%、1カ月以上が20.4%だったことからこちらも契約までに要する時間が長期化している。

不動産会社に問い合わせたのは平均3.2社となり、売買では平均3.5社で3社(26.6%)が最多だった。賃貸では1社と2社を合わせて52.9%と過去最高となり、平均3社と売買より0.5社少ない。問い合わせた物件数は平均 5.2 物件。同じ内容で調査を始めた2016年から1物件減少した。

実際に訪問した不動産会社数は平均2.5社だった。1社と2社の合計では6割を超えている。賃貸の訪問社数は1.9%と過去最小となり、売買では3社となった。性別で見る訪問者数は女性が2.4社、男性が2.8社だった。

不動産会社をサイト上から選ぶポイントは売買・賃貸ともに約7割が「写真の点数が多い」がトップとなった。このほか売買では「ホームページの充実」や「地元で知名度のある会社」を、賃貸では「部屋の雰囲気が分かる画像付き」などをポイントに挙げた。

不動産会社に対する不満については、売買では「営業がしつこかった」、賃貸が「その物件はもうないと言われた」がトップとなった。
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