小田急不動産／入居募集本格化、投資用初弾の木造３階建て運用後に売却へ

小田急不動産は、投資用不動産開発の初弾プロジェクト「ビューテラス白鳥」(総戸数11戸)の入居者募集を本格的に開始した。昨年11月に竣工したもので、これから新入生と新社会人の新生活に向けた部屋探しが活発化することに伴い早期の満室稼働を目指す。

同物件は小田急多摩線「栗平」駅徒歩8分に位置する。東西48㍍の長屋形式木造３階建て。設計・施工はグループの小田急ハウジングが手掛け、従来型の木造賃貸住宅との差別化を意識してテラス風で戸建て感覚に富んだ仕上げとした。間取りは車庫付3LDK(7戸)、3LDK(3戸)、2LDK(1戸)となり、専有面積が48～74平方㍍になる。賃料は10万～14万4000円(管理費込み)で設定した。

同物件は、一定期間賃貸運用したあとに投資用不動産として売却する。小田急不動産では、個人向けの分譲マンションや戸建住宅だけでなく、事業の幅を広げるために全国主要都市を対象に賃貸レジデンスやオフィスビル、物流施設、ホテルなどの開発を強化。小田急沿線に居住する資産家などを中心に投資需要が見込まれることから継続的に事業化を推進する。