アットホーム/賃貸住宅の成約賃料3カ月連続下落も単価は上昇
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2020.01.29
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アットホームは1月28日、首都圏の居住用賃貸物件の市場動向を発表した。昨年12月の成約賃料と成約数をまとめた。1戸あたりの成約賃料の平均はマンションが8.73万円(前年同月比0.9%下落)となり3カ月連続でマイナスとなった。アパートは6.13万円(同4.1%下落)と11カ月連続でマイナス。ただ、1平方㍍あたり賃料の1年前の同じ月との比較でマンションが4カ月連続でプラスと東京23区の8カ月連続プラスがけん引役となった。3カ月ぶりにプラスとなったアパートは11カ月連続プラスの東京23区を含めて5カ月ぶりに全エリアが上昇した。
成約数は首都圏で1万3846 件で、前年同月比 17.1%減少して13カ月連続のマイナス。全エリアでのマイナスは8カ月連続となった。ただマイナス幅は3カ月ぶりに減少した。成約数の多い東京23区と神奈川県のマイナス幅が前月より減少したことが要因。また、埼玉県では、シングル向きマンションやファミリー向きアパートがプラスに転じたことで2割落ち込んだ前月からマイナス8.8%まで回復した。
成約数は首都圏で1万3846 件で、前年同月比 17.1%減少して13カ月連続のマイナス。全エリアでのマイナスは8カ月連続となった。ただマイナス幅は3カ月ぶりに減少した。成約数の多い東京23区と神奈川県のマイナス幅が前月より減少したことが要因。また、埼玉県では、シングル向きマンションやファミリー向きアパートがプラスに転じたことで2割落ち込んだ前月からマイナス8.8%まで回復した。