東急住宅リース／UR「高森台団地」の再生居住者説明事業を受託

東急住宅リースはこのほど、都市再生機構（UR 都市機構）が所有する賃貸住宅「高森台団地」（愛知県春日井市）の再生事業に伴う居住者説明等業務を受託した。賃貸住宅ストックを再生・再編するため、ＵＲでは団地全体を「事業区域」と「継続管理区域」の２区域に分けて、事業区域の居住者に団地内の継続管理区域や団地外へ移転した後に既存の賃貸住宅を解体し敷地を整備する。

これに対して東急住宅リースは、居住者などに対して説明会資料作成、居住者への説明、質問対応、希望移転先確認、団地内外移転手続などを手掛ける。高森台団地の移転期限日は 2021年11月まで。同社では1月16日の業務開始から移転期限日まで現地に管理事務室を設置して業務に当たる。高森台団地（1972年竣工）は敷地面積9.6㌶に計26棟（1011戸）あり、このうち８棟（142戸）を対象とする。居室の間取りは１ＬＤＫ～５ＬＤＫ。

なお同社は、URの賃貸住宅を6件（全16棟 2664 戸）サブリースしている。団地再生事業等に係る居住者説明等業務の受託は初めて。