公示地価 商業地5年連続・住宅地3年連続上昇
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2020.03.18
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国土交通省が1月1日時点の公示地価を発表した。全国2万6000地点を調べたところ、全国の最高地価は14年連続で東京・銀座4丁目の「山野楽器銀座本店」で1平方㍍あたり5770万円(前年比0.9%上昇)と公示地価としての最高記録を更新。全用途平均と商業地は5年連続で上昇し、住宅地も3年連続で上がった。
三大都市圏でも全用途平均で2.1%、商業地が5.4%、住宅地が1.1%とそれぞれ上昇幅を拡大。地方圏でも商業地が3年連続、住宅地が2年連続で上がった。札幌・仙台・広島・福岡の地方4市を見ると、商業地が11.3%、住宅地が5.9%とそれぞれ上昇幅を拡大した。地方4市を除いたその他の地域でも、全用途平均・商業地が1992年以来28年ぶりに上昇した。住宅地も96年から続いた下落から脱したとするが、その他の住宅地は、小数点第二以降の数値を四捨五入した関係で横ばいとなっている。
今年の公示地価も訪日客の増加に伴うインバウンド需要が地価を押し上げたものの、足もとは新型コロナウイルス感染が拡大していることで、地価の見方は今後変わるのが必至となっている。
三大都市圏でも全用途平均で2.1%、商業地が5.4%、住宅地が1.1%とそれぞれ上昇幅を拡大。地方圏でも商業地が3年連続、住宅地が2年連続で上がった。札幌・仙台・広島・福岡の地方4市を見ると、商業地が11.3%、住宅地が5.9%とそれぞれ上昇幅を拡大した。地方4市を除いたその他の地域でも、全用途平均・商業地が1992年以来28年ぶりに上昇した。住宅地も96年から続いた下落から脱したとするが、その他の住宅地は、小数点第二以降の数値を四捨五入した関係で横ばいとなっている。
今年の公示地価も訪日客の増加に伴うインバウンド需要が地価を押し上げたものの、足もとは新型コロナウイルス感染が拡大していることで、地価の見方は今後変わるのが必至となっている。