東急リバブル／物件のマッチング、ＡＩが相性診断

東急リバブルは３月26日、自社ホームページに掲載中の販売物件と購入検討者をＡＩ（人工知能）が照合する「ＡＩ相性診断」を導入した。チームラボ（東京都千代田区）との共同開発でマッチング率の高い順に物件を表示する。掲載物件は２万件を超える。

主な特徴は、ホームページ上で７項目の質問に答えると物件との相性を分析・診断する。質問はエリアや価格、間取りなどの条件のほか、家族構成やライフスタイルなどを入力する。検索機能のように入力した希望条件に合致した物件を表示するのではなく、「一部の条件が希望と合わないがその他の点は気に入ってもらえそう」という観点も踏まえて紹介する。画面上の追加質問を回答すると、より希望に近い物件が表示される。東急リバブルホームページ無料会員サービス「Ｍｙリバブル」に会員登録すると利用できる。

今後は賃貸物件にも拡大する。売買・賃貸間の連携も検討していく。診断項目も増やしてマッチング確度の高い提案につなげる。