三井住友信託/金融資産60歳代1828万円、20歳代の6.8倍
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2020.06.23
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三井住友信託銀行系列の三井住友トラスト・資産のミライ研究所(丸岡知夫所長)は6月22日、「住まいと資産形成に関するアンケート調査」の結果をまとめた。20~64歳の男女1万人を対象に今年1月に実施したところ、年齢が上がるにつれて世代内での保有金融資産の格差が拡大していることがわかった。
現金や預貯金、債権・株、投資信託など金融資産の保有額を聞いたところ、1世帯当たりの平均金融資産は20歳代の270万円から年齢とともに増加し、60歳代では1828万円と20歳代の6.8倍となった。
10歳刻みで平均保有額を見ると、40歳代までの伸びは比較的緩やかであるのに対し、50歳代から60歳代にかけては10年間で700万円以上増加している。住宅ローンの返済からの開放、教育費負担の減少、退職金の受け取りなどが影響しているという。
現金や預貯金、債権・株、投資信託など金融資産の保有額を聞いたところ、1世帯当たりの平均金融資産は20歳代の270万円から年齢とともに増加し、60歳代では1828万円と20歳代の6.8倍となった。
10歳刻みで平均保有額を見ると、40歳代までの伸びは比較的緩やかであるのに対し、50歳代から60歳代にかけては10年間で700万円以上増加している。住宅ローンの返済からの開放、教育費負担の減少、退職金の受け取りなどが影響しているという。