東京カンテイ／中古マンション価格、都心部最高値を更新

東京カンテイは8月24日、三大都市圏・主要都市別に中古マンションの価格動向を発表した。それよれば、直近7月の首都圏の価格は、東京都の持ち直しで3687万円（前月比0.5%上昇）と5カ月ぶりに上がった。

都県別で見ると、東京都では5120万円（前月比0.9％上昇）となり、4月以来の高値圏となった。千葉県でも2111万円（同0.9%上昇）と3カ月連続の上昇となった。一方、神奈川県は2863万円（同0.2％下落）、埼玉県が2274万円（同0.2％下落）となった。

主要都市別に見ると、東京23区は5721万円（前月比1.0％上昇）だった。千葉市でも1974万円（同0.8%上昇）と続伸した。一方、横浜市では、3094万円（同0.8％下落）と再び下げて5月と同水準となった。さいたま市は、2725万円（同0.3％下落）だった。

都心6区は8411万円（前月比1.4％上昇）と再び上がり最高値を更新した。城南・城西エリアでも上値を抜けた。城北・城東エリアでは再び弱含んで直近1年間では4300万円前後です推移している。