地価LOOK/コロナ禍も取引活発で地価上昇地点が増加
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2021.02.24
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国土交通省は2月24日、地価LOOKレポートを発表した。四半期ごとに主要都市の全国100地区を公表しているもので、それによれば、今年1月1日時点の地価動向は、前期と比較して横ばい・下落地区が減少して上昇地区が増加しした。上昇地区は1地区から15地区に増えて、横ばい地区が54から47に減った。下落地区も45から38に減少した。
住宅地では、マンションの堅調な販売状況や事業者による土地取得の動きが回復したことで需要が戻った地区が見られ、商業地では、引き続き再開発事業の進展を受けて一部で需要回復の動きが見られるとした。
ただ、新型コロナウイルスの影響によって、ホテルや店舗など収益性が低下していることと、店舗やオフィスの空室が増加しているため、地価下落が継続している地区や新たな下落に転じた地区もある。
住宅地では、マンションの堅調な販売状況や事業者による土地取得の動きが回復したことで需要が戻った地区が見られ、商業地では、引き続き再開発事業の進展を受けて一部で需要回復の動きが見られるとした。
ただ、新型コロナウイルスの影響によって、ホテルや店舗など収益性が低下していることと、店舗やオフィスの空室が増加しているため、地価下落が継続している地区や新たな下落に転じた地区もある。