東急リバブル×ＮＥＣ／投資用ＡＩマッチング本格稼働

東急リバブルは「投資用区分マンションＡＩマッチングシステム」を日本電気(NEC)と開発した。東京23区と武蔵野市・三鷹市の区分マンションを対象に投資する顧客向けに４月１日からサービスを本格稼働する。老後資金を目的とした不動産投資のニーズに加え、20代、30 代のミレニアル世代による新たな収入源確保や資産形成を目的などに対応する。

同システムは、東急リバブルが保有する約６年分の取引データ（物件特性・希望条件・資金計画など）や営業担当者の経験値などに基づき、ＡＩ技術を使って投資用区分マンションの推奨度合いを顧客ごとに分析し、スコア化する予測モデルとなる。同社の事前検証によれば、営業経験５年以上の担当者による物件選定と見劣りしないレベルとする。これにより物件選定など営業活動の一部も代行できる。