首都圏中古住宅、成約件数が全地域で2桁増に
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2021.04.13
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東日本不動産流通機構(レインズ)は、3月の不動産流通動向を公表した。首都圏(1都3県)を見ると、中古マンションの成約件数は4228件(前年同月比16.1%上昇)となり、1990年5月のレインズ発足以降で最高を記録した。成約数はすべてのエリアで2桁の増加となった。成約価格は平均3837万円(同10.0%上昇)と成約とともに2桁の上昇幅を見せた。在庫数は3万4701件(前年比24.9%減)と大幅に減って16カ月連続で前年同月を下回り、品不足感を強めている。
中古戸建住宅では、成約件数が1629件(前年同月比25.8%上昇)と9カ月連続で前年同月を上回った。こちらも機構発足以来の最高を記録した。成約価格は平均3466万円(同11.5%上昇)となった。在庫数は1万5586件(前年比31.0%減)と大幅に減少し、前月比でも6.6%減となった。成約数は、すべての地域が2桁の増加となり、都区部と横浜・川崎、千葉県では3割を超える伸び率を示した。
中古戸建住宅では、成約件数が1629件(前年同月比25.8%上昇)と9カ月連続で前年同月を上回った。こちらも機構発足以来の最高を記録した。成約価格は平均3466万円(同11.5%上昇)となった。在庫数は1万5586件(前年比31.0%減)と大幅に減少し、前月比でも6.6%減となった。成約数は、すべての地域が2桁の増加となり、都区部と横浜・川崎、千葉県では3割を超える伸び率を示した。