東京カンテイ、首都圏マンションPER調査
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2021.05.06
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東京カンテイは5月6日、新築マンションの分譲価格が賃料の何年分に相当するかを「マンションPER」として発表した。首都圏155駅を対象に調べたもので、PERの数値が低いほど賃料見合いで割安とされ買いやすく、高いほど割高で買いにくいことを意味する。2020年の首都圏のPERは24.69と前年比で上昇した。18年の24.96に次ぐ高い水準。つまり、購入価格を賃料で回収するには約25年かかる。分譲賃料は月額平均25万6601円(前年比2.6%上昇)となり、分譲価格も平均7743万円(同6.0%上昇)とともに上がっているが、賃料よりも価格の伸びが大幅に上回ったことで回収に要する期間が0.3年ほど長くなった。