リビングライフ／リノベ新ブランド「リノワージュ」立ち上げ

リビングライフはこのほど、グループの東横建設（東京都大田区、樋口朗社長）を通じてリノベーションマンションの新ブランドを立ち上げた。「リノワージュ」として展開する。初弾プロジェクトは、地上６階建ての「ライオンズマンション下丸子第5」（総戸数66戸）の１室で実施した。場所は東急多摩川線武蔵新田駅から徒歩10分。1989年２月築の物件。

５階の南東角部屋で間取りは３ＬＤＫ（72平方㍍）となる。販売価格は4780万円（税込み）。リノベでは、間仕切りにフレキシブルドアを採用して在宅ワークに対応する書籍スペース「＋ＯＮＥルーム」を設置した。販売はリビングライフの住宅流通事業部が行う。東横建設は、これまでの新築戸建分譲事業に加えて中古マンションの買い取り再販事業を強化することで収益基盤を強化する。

新ブランドの特徴は、新築戸建分譲シリーズ「グレイスウッド」の設備・使用を採用するほか、注文住宅の設計ノウハウを生かす。購入後は、住宅設備に２年間の保証と緊急時の24時間駆け付けサービスを無償で提供する。購入後のトラブルに関しても24時間365日コールセンターで受け付ける。