和歌山県/IR誘致で優先権者候補をクレアベストに選定
-
2021.06.03
- ツイート
和歌山県は6月2日、県内への誘致を進めているカジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者公募でクレアベストニームベンチャーズとそのコンソーシアムを優先権者候補に選定したと発表した。クレアベストはカナダ・トロントに本社がIR投資会社。今年1月15日にサンシティグループホールディングスジャパンを含む2者から提案審査書類の提出を受けて両者とも審査基準を満たしていたが、コロナ禍を受けてサンシティが5月12日に公募を辞退したことでクレアベストを候補に決定した。今後、県と県公安委員会と協議を経て優先権者を選定する。優先権者を決定した後に区域整備計画を作成し、事業実施体制などを求めていく。申請期限の2022年4月28日までに国に申請する。
クレアベストは2027年秋ごろの開業を予定する。初期投資額は約4700億円となる。開業後4年目となる30年の目標数値について、経済波及効果を約2600億円、雇用創出で約1.4万人、来場者数が1300万人程度(うち外国人300万人)と見込む。都道府県への納付金が約230億円、入場料を約120億円と想定している。
クレアベストは2027年秋ごろの開業を予定する。初期投資額は約4700億円となる。開業後4年目となる30年の目標数値について、経済波及効果を約2600億円、雇用創出で約1.4万人、来場者数が1300万人程度(うち外国人300万人)と見込む。都道府県への納付金が約230億円、入場料を約120億円と想定している。