全戸億ションの「千鳥ヶ淵」２２戸が最高１３倍で全戸即日完売／三菱地所レジデンス

　三菱地所レジデンスが皇居の森を望む千代田区三番町で発売したマンション「ザ・パークハウス　グラン千鳥ヶ淵（総戸数７３戸）」の販売対象２２戸すべてが最高１３倍、平均５・０９倍で即日完売した。１７日に抽選した。



　平均坪単価約８００万円、最多価格帯２億７０００万円、最高価格５億４２００万円の全戸億ションで、リーマンショック後に同社が発売したマンションでは最も高い。最高価格の３ＬＤＫ（１７９平方メートル）も１０倍の倍率だった。



　登録者の４３％が６０代、３２％が５０代で合計７５％が５０代以上。地元千代田区の在住者が１７％、港区在住が１３％を占めるなど、都心富裕層の評価を集めた。



　すべての住戸から千鳥ヶ淵越しに皇居の森を望む全戸南東向き配棟の１４階建て免震マンション。旧飛島建設本社跡地に開発する。



　厳選した調度品や美術品を配置したラウンジや、細部にこだわった専有部のデザイン・設備など、都心の希少な立地環境にふさわしい最高水準の仕様を採用し、住まいにこだわる富裕層のニーズに応じてグレードアップや設計変更にも対応する販売体制を取り入れた。