銀座・数寄屋橋交差点の大型商業施設に着工／東急不動産、１５年秋完成へ

　東急不動産は、ＳＰＣを通じて０７年に取得した東京・数寄屋橋交差点角地の銀座東芝ビル跡地で計画中だった都市型商業施設「銀座５丁目プロジェクト（仮称）」に着工した。完成予定は１５年秋。



　最高高さ６６メートル、地下で銀座駅と直結する１１階建て延べ４万９７００平方メートルの規模で、全館を商業施設に充てる。



　着工に合わせて明らかにした外観デザインは『光の器』をコンセプトにした全面ガラス張り。伝統工芸の江戸切子をモチーフに、カットグラスのような凹凸をガラスにつけるシャープなデザインを採用した。



　数寄屋橋交差点から外堀通りに面して約１１５メートルにわたって伸びる建物の１階路面店には、ナショナルブランドのフラッグシップを複数誘致して、銀座・有楽町エリアの新たなショッピングストリートに育成する。