住宅ローン、変動型金利の利用者減/住宅金融支援機構調べ
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2013.11.05
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変動型金利の住宅ローンを選ぶ人が減っている。住宅金融支援機構が住宅ローン利用者を対象に毎月実施している調査によると、1年前に5割を超えていた変動型利用の割合は足元では3割台で推移しており、固定期間選択型、全期間固定型へのシフトが鮮明になっている。アベノミクスによる金利の先高感が背景にあると見られる。
8月の調査では、変動型利用者の割合は35・9%だった。過去1年間で変動型利用が最も多かった昨年10月の57・3%から大幅に減った。一方、固定期間選択型は37・8%(昨年10月は22・7%)、全期間固定型は26・3%(同20・0%)とそれぞれ増えた。特に固定期間変動型の人気が高まっているようすがうかがえる。
住宅ローンの借り入れを行った人を対象とするインターネット調査。8月は262人から回答を得た。
8月の調査では、変動型利用者の割合は35・9%だった。過去1年間で変動型利用が最も多かった昨年10月の57・3%から大幅に減った。一方、固定期間選択型は37・8%(昨年10月は22・7%)、全期間固定型は26・3%(同20・0%)とそれぞれ増えた。特に固定期間変動型の人気が高まっているようすがうかがえる。
住宅ローンの借り入れを行った人を対象とするインターネット調査。8月は262人から回答を得た。