東京・日本橋に商業施設「コレド室町２・３」が３月２０日オープン／三井不動産

　三井不動産は、周辺地権者と一体開発中の日本橋室町東地区開発（東京都中央区）のうち、来年１月に同時竣工する２弾目の「室町古河三井ビルディング（旧２―３街区）」と、「室町ちばぎん三井ビルディング（旧１―５街区）」の商業施設「コレド室町２」と「コレド室町３」に入居する合計６８店舗を決め、３月２０日にオープンすると発表した。



　両施設とも日本橋再生プロジェクトのコンセプトに沿って、老舗の新業態や、日本橋の活性化につながる土日・深夜営業の飲食店、シネコンなどの集客型店舗を誘致。建物低層スカイラインの統一や街路の石畳化、路地空間の整備などによって街歩きの魅力を感じる街並みを演出する。



　１０年オープンの「コレド室町」と２階ブリッジで連絡する「コレド室町２」には、銀座フレンチ名店の『ペリニィヨン』によるスープ店などの食物販とレストランが地下１～地上２階に入居。２～６階には９スクリーン合計約１８００人を収容するエリア初のシネコンが開業する。



　「コレド室町３」には１８０３年創業の老舗和菓子店「鶴屋吉信」をはじめとした店舗・飲食と、日本橋初出店となる『無印良品』などが入居する。



　両施設のオープンに合わせて「コレド室町」と「日本橋三井タワー」の一部店舗も同日にリニューアルオープン。三井タワー地下１階には他店の人気メニューも注文できる新しいタイプの飲食ゾーンを設ける。