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金融機関の新規融資、3年連続で増加/国交省調べ

  • 2014.03.17
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国土交通省は14日、全国の金融機関が2012年度に新たに貸し出した民間住宅ローンの実態調査を発表した。住宅ローン、アパートローンともに3年連続で前年を上回り、リーマンショック後の景気後退から資金需要が着実に回復していることがわかった。



住宅ローンの新規貸出額は、前年度比5.6%増の16兆3150億円だった。貸出先内訳は、都銀・信託銀行が33.8%で最も多く、次いで地銀30.9%、信金10.2%などとなっている。



金利タイプは変動金利型が58.0%、固定期間金利型が26.8%となった。変動型の占める割合は、07年には26.7%だったが、低金利が続くこの3年は50%を上回る水準で推移している。



アパートローン(購入・建設)の新規貸出額は前年度比9.9%増の1兆7393億円だった。貸出先内訳は、地銀が55.8%、信金20.4%、農協18.7%と住宅ローンのシェアとは大きく違っている。
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