「新たな国土のグランドデザイン」案まとまる/国交省
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2014.06.30
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国土交通省の有識者懇談会は27日、2050年を見据えた中長期の国土づくりの方向性を示す「新たな国土のグランドデザイン」をまとめた。人口減少や巨大災害に備え、都市の集約化とネットワーク化を進める「コンパクト+ネットワーク」の考え方をもとに12の基本戦略を掲げた。
基本戦略のうち、住宅・不動産関連では、都市・住宅政策などの連携によって「コミュニティの再構築」を図る必要性に触れた。その拠点として公的住宅団地を活用、新生活支援サービス産業を育成する。国交省が推進する「スマートウェルネスシティ」の実現、無電柱化の推進などに取り組む。
目指すべき国土の姿として、大都市圏域はグローバル化に対応した「国際経済戦略都市」、地方圏域は30万人規模の人口を確保し、周辺の都市と連携する「高次地方都市連合」の実現を目指すとした。国交省は今後、グランドデザインの考え方を国土形成計画などに反映する。
基本戦略のうち、住宅・不動産関連では、都市・住宅政策などの連携によって「コミュニティの再構築」を図る必要性に触れた。その拠点として公的住宅団地を活用、新生活支援サービス産業を育成する。国交省が推進する「スマートウェルネスシティ」の実現、無電柱化の推進などに取り組む。
目指すべき国土の姿として、大都市圏域はグローバル化に対応した「国際経済戦略都市」、地方圏域は30万人規模の人口を確保し、周辺の都市と連携する「高次地方都市連合」の実現を目指すとした。国交省は今後、グランドデザインの考え方を国土形成計画などに反映する。