東京カンテイ/東京城南・城東の中古マンション流通活発
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2014.10.30
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東京カンテイは10月30日、首都圏中古マンションの全ストック数のうち8戸に1戸が流通していると発表した。今年9月末までの1年間の事例を調べた結果、東京都のストック戸数は170万2628戸で、このうち21万2110件の流通事例が発生したことがわかった。
東京23区を見ると、流通発生事例のトップは世田谷区で、10万416戸のストックに対し流通発生率が16.36%を占めた。2位の目黒区は4万942戸に対し、14.81%の発生率だった。人口や世帯数が多く、古くから東急線や小田急線といった人気沿線を抱えるブランド力にマンション開発が進んだことが流通活発の要因とした。
城北・城東エリアも流動性が高くなっている。足立区は6万56戸のストックに対し14.47%の流通発生率でトップ3にランクインした。ほかに葛飾区(6位・13.07%)、江戸川区(7位・13.04%)、墨田区(8位・12.82%)とトップ10に入った。比較的割安感が残り一次取得者に人気でコンスタントに中古売買が発生しているとした。
都心部では港区(13.51%)が5位に付けたものの、中央区(20位)や千代田区(22位)、新宿区(15位)、渋谷区(11位)と事例発生率が低い。中古でありながら平均坪単価が300万円を超える高額帯のため、購入者が限定されることが要因。東京五輪開催で沸く江東区(19位)や品川区(18位)などタワーマンション開発ラッシュにより中古住戸が発生するタイミングにないため事例が少ないが、今後事例の発生率が高くなると見ている。
神奈川や千葉、埼玉を含めた首都圏のストック数は345万1954戸に達する。
東京23区を見ると、流通発生事例のトップは世田谷区で、10万416戸のストックに対し流通発生率が16.36%を占めた。2位の目黒区は4万942戸に対し、14.81%の発生率だった。人口や世帯数が多く、古くから東急線や小田急線といった人気沿線を抱えるブランド力にマンション開発が進んだことが流通活発の要因とした。
城北・城東エリアも流動性が高くなっている。足立区は6万56戸のストックに対し14.47%の流通発生率でトップ3にランクインした。ほかに葛飾区(6位・13.07%)、江戸川区(7位・13.04%)、墨田区(8位・12.82%)とトップ10に入った。比較的割安感が残り一次取得者に人気でコンスタントに中古売買が発生しているとした。
都心部では港区(13.51%)が5位に付けたものの、中央区(20位)や千代田区(22位)、新宿区(15位)、渋谷区(11位)と事例発生率が低い。中古でありながら平均坪単価が300万円を超える高額帯のため、購入者が限定されることが要因。東京五輪開催で沸く江東区(19位)や品川区(18位)などタワーマンション開発ラッシュにより中古住戸が発生するタイミングにないため事例が少ないが、今後事例の発生率が高くなると見ている。
神奈川や千葉、埼玉を含めた首都圏のストック数は345万1954戸に達する。