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野村不アーバン調査/住宅購入「買い時」53.5%、住宅ローン低金利が後押し

  • 2015.01.26
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 野村不動産アーバンネットが1月26日、住宅購入に関する意識調査をまとめたところ、「買い時だと思う」(14%)と「どちらかと言えば買い時だと思う」(39.5%)を合わせると53.5%が買い時だと回答した。前回調査(14年7月)とほぼ変わらない。



 買い時の理由は、「住宅ローンの金利が低水準」が最も多い73.4%に上り、前回調査から17ポイントも増えた。続いて「今後、10%への消費税引き上げが予定されている」(41.5%)、「今後、不動産価格か上がる」(34.2%)、「購入する上で税制などのメリットがある」(21.5%)の順番だった。一方、「買い時だと思わない」の回答も前回調査から3.6ポイント増加して23.8%だった。



 不動産価格についても聞いた。「上がると思う」は、前回調査から4.6ポイント減少し39.6%だった。上がる理由は、東京五輪の開催やアベノミクス効果に期待する声に加え、円安を受けた外国人の対日投資の拡大を上げる意見が目立った。不動産価格が「下がると思う」の回答は同5.2ポイント上昇して16.8%になった。下がると回答した主な理由は、「人口減少に伴い住宅需要が減る」や「過熱感があり、これ以上の価格高騰は想定できない」だった。



 住宅ローン金利の見通しについて、「低金利が続く」が最も多く48.9%と前回比で9.6ポイント増加した。半面、「金利は上がっていくと思う」の回答は30.8%で同13.9ポイント減少した。



 中古住宅を検討すると回答した77.6%に対して「購入時にリフォームを考えているか」を聞いたところ75.3%がリフォームを考えていた。
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