国土交通省、不動産鑑定士試験見直しを発表
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2015.06.26
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国土交通省は不動産鑑定士試験を見直すことを発表した。2016年から実施する。民法・経済学・会計学については、さらに検討を進め、17年試験から必要な見直しを行う。
短答式試験の「不動産に関する行政法規」では、不動産市場を取りまく状況を踏まえて、現在出題対象としている法令の一部を出題対象から外す。「鑑定評価に関する理論について」では、短答式・論文(記述問題)式試験ともに、実務的な知識や実務経験がなければ解答が困難な問題数を現行よりも削減する。
「鑑定評価に関する理論(演習問題)」では、 鑑定評価の手順をすべて経て鑑定評価書を完成させる形態を廃止し、出題内容の重点化を図る。 具体的には、対象不動産の最有効使用をどのように判定するか、鑑定評価手法で、なぜその手法が有効なのかなど、鑑定評価の中心的なプロセスを有機的に理解しているかを問うことを主眼とする。鑑定評価手法の適用過程における計算量も現行よりも減らす。
短答式試験の「不動産に関する行政法規」では、不動産市場を取りまく状況を踏まえて、現在出題対象としている法令の一部を出題対象から外す。「鑑定評価に関する理論について」では、短答式・論文(記述問題)式試験ともに、実務的な知識や実務経験がなければ解答が困難な問題数を現行よりも削減する。
「鑑定評価に関する理論(演習問題)」では、 鑑定評価の手順をすべて経て鑑定評価書を完成させる形態を廃止し、出題内容の重点化を図る。 具体的には、対象不動産の最有効使用をどのように判定するか、鑑定評価手法で、なぜその手法が有効なのかなど、鑑定評価の中心的なプロセスを有機的に理解しているかを問うことを主眼とする。鑑定評価手法の適用過程における計算量も現行よりも減らす。