2015年度宅建士試験、19万4860人が受験/合格ラインは「やや低下」か
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2015.10.19
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2015年度の宅地建物取引士資格試験(=宅建士試験、試験実施機関・不動産適正取引推進機構)が18日、全国47都道府県の試験会場で行われた。
改正宅地建物取引業法が今年4月に施行され、『宅地建物取引士』に名称が変更された始めての試験には今年度の受験者数は19万4860人(機構が発表した受験速報による)。前年度を1・5%上回り、前年度に続いて受験者が増えた。2年連続して受験者数が19万人台に乗った。アベノミクスと東京五輪効果で勢いのある不動産市場を反映した格好だ。
申込者24万3199人に対する受験率は80・1%。登録講習修了者は4万6467人が申し込み、4万1747人が受験した。
週刊住宅新聞社の講師陣による問題分析によると、今年度の試験は、単純な知識だけでなく総合的な能力が求められる問題が増えるなど、出題傾向に変化が見られるという。合格ラインは昨年の32点と同じか、やや下回ると見られる。
合格者と合格ラインは12月2日、適取機構が発表する予定。
改正宅地建物取引業法が今年4月に施行され、『宅地建物取引士』に名称が変更された始めての試験には今年度の受験者数は19万4860人(機構が発表した受験速報による)。前年度を1・5%上回り、前年度に続いて受験者が増えた。2年連続して受験者数が19万人台に乗った。アベノミクスと東京五輪効果で勢いのある不動産市場を反映した格好だ。
申込者24万3199人に対する受験率は80・1%。登録講習修了者は4万6467人が申し込み、4万1747人が受験した。
週刊住宅新聞社の講師陣による問題分析によると、今年度の試験は、単純な知識だけでなく総合的な能力が求められる問題が増えるなど、出題傾向に変化が見られるという。合格ラインは昨年の32点と同じか、やや下回ると見られる。
合格者と合格ラインは12月2日、適取機構が発表する予定。