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10月の住宅着工、8カ月ぶりに減少も全体としては堅調を維持

  • 2015.12.01
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 国土交通省が発表した10月の新設住宅着工戸数によると、住宅着工戸数は7万7153戸で、前年同月比2・5%減と8カ月ぶりに減少した。季節調整済みの年率換算値も、86万2000戸(前月比4・3%減)と2カ月連続で減少し、9カ月ぶりに90万戸を割った。



 分譲マンションが17・2%減の8690戸と2カ月連続で前年同月比2桁減となったことに加え、貸家が2・6%減の3万2757戸と6カ月ぶりに減少したことが影響した。



 国交省は「分譲マンションの2桁減は前年同月に100戸以上の大規模案件が複数あり今回はゼロだったことが要因」と分析。持ち家が2・4%増の2万4830戸と6カ月連続増だったことから、「全体としては堅調」との見方を示した。
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