国交省、住宅の断熱化と健康の影響調査で中間報告
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2017.01.19
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国土交通省は、住宅の断熱化と居住者の影響に関する調査の中間報告を行い、住宅の断熱化と居住者の血圧などの健康に関連があることを確認した。
スマートウェルネス住宅等推進事業で助成を受けて断熱化工事を実施した住宅を対象に、2759人の改修前調査と165人(121戸)の改修後調査の結果を基に中間報告をまとめた。
室温による血圧の変化を見たところ、室温が10度下がると全体平均(57歳)では血圧が7.3ミリ、67歳では8.8ミリ上がり、室温と血圧、年齢に関連性のあることがわかった。
改修前後での室温と血圧の変化を見ると、室温が上昇するほど、血圧の低下量も大きかった。一方で、改修後に室温が上がった事例も47件あり、その場合は血圧は上昇傾向を示した。
スマートウェルネス住宅等推進事業で助成を受けて断熱化工事を実施した住宅を対象に、2759人の改修前調査と165人(121戸)の改修後調査の結果を基に中間報告をまとめた。
室温による血圧の変化を見たところ、室温が10度下がると全体平均(57歳)では血圧が7.3ミリ、67歳では8.8ミリ上がり、室温と血圧、年齢に関連性のあることがわかった。
改修前後での室温と血圧の変化を見ると、室温が上昇するほど、血圧の低下量も大きかった。一方で、改修後に室温が上がった事例も47件あり、その場合は血圧は上昇傾向を示した。