
創業39年、売り上げ100億円超/「社員が心地よい会社」に/翔和建物 山田 義博氏に聞く
-
2025.04.23
- ツイート
翔和建物は1986年12月に東京都中央区人形町で設立し、93年に千代田区内神田へ本社を移転。神田から1駅を目途に収益物件を約30棟所有している。「神田っていうのは場所がいい」と話す山田義博代表取締役に話を聞いた。
当社は1986年の設立後、バブル崩壊という逆風にも直面した。その中でも独自の戦略と経営方針の転換を行うことで、2006年には年間売り上げ100億円を超える企業へと成長した。
上場を目指さず企業の規模を無理に追求しない方針を貫き、「社員全員で心地よい会社を作る」ことを重視している。社内では「しっかりした人を育てる」ことを理念として掲げ、少数精鋭のプロ集団の構築を目指すとともに、経営の安定性を確保するためのプロジェクトに取り組んでいる。
報酬に関しては社員を大切にする理念のもと、35歳を目安に年収1000万円を目指す体制を整備し、2000万円以上の高収入を得る社員も複数存在する。安定した収益源として、神田駅を中心に26棟の自社ビルを持ち賃貸による収入も確保している。
自社開発についても土地があれば積極的に仕入れを行い、後続の競合を抑えつつ市場での競争力を高めている。ビルの設計では顧客の満足度向上のための細部への配慮を欠かさず、共用部分を充実させるなどの工夫を凝らしている。社員を準家族として捉えるとともに顧客の資産形成に対する支援をするほか、独自の企業文化形成にも取り組んでいる。
当社は1986年の設立後、バブル崩壊という逆風にも直面した。その中でも独自の戦略と経営方針の転換を行うことで、2006年には年間売り上げ100億円を超える企業へと成長した。
上場を目指さず企業の規模を無理に追求しない方針を貫き、「社員全員で心地よい会社を作る」ことを重視している。社内では「しっかりした人を育てる」ことを理念として掲げ、少数精鋭のプロ集団の構築を目指すとともに、経営の安定性を確保するためのプロジェクトに取り組んでいる。
報酬に関しては社員を大切にする理念のもと、35歳を目安に年収1000万円を目指す体制を整備し、2000万円以上の高収入を得る社員も複数存在する。安定した収益源として、神田駅を中心に26棟の自社ビルを持ち賃貸による収入も確保している。
自社開発についても土地があれば積極的に仕入れを行い、後続の競合を抑えつつ市場での競争力を高めている。ビルの設計では顧客の満足度向上のための細部への配慮を欠かさず、共用部分を充実させるなどの工夫を凝らしている。社員を準家族として捉えるとともに顧客の資産形成に対する支援をするほか、独自の企業文化形成にも取り組んでいる。